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再生可能エネルギーの是非(鳥取県西部の風力発電)

鳥取県の西部で大規模な風力発電設備の建設が進められようとしている。

私はまったく知らなかったのだけど、Facebookで知り合い(心空のりぃさん)の投稿を読んで知ることとなった。

全国規模で反対の署名集めが始まっているとのこと。

 

私はそれを読んで、よく中身も分からないままに、署名集めの協力をします!と声をかけて、署名用紙を送ってもらった。

 

脱炭素社会に向けて、再生可能エネルギーの推進は必要でしょ?

そんな声が聞こえてくるけれども、

そんな単純なものではないと思う。

 

まずは、現地でどんな問題が起きているのかを検索してみたところ、以下の記事が上がってきた。

www.asahi.com

 

この事業を推進しているのは、以下の会社。

project.venaenergy.co.jp

 

シンガポールに本社を置く会社だそうで、

朝日新聞の記事によると、

同社によると、計画は鳥取市の内陸の山間部約4千ヘクタールに、高さ150メートル、3枚ブレードで回転直径が130メートルの風力発電機(1基あたりの出力4500キロワット)を28基程度設置する。国内で稼働する陸上風力発電としては最大級となる見込み。2023年に着工、26年に運転を開始する予定。

 

これに対し、建設地周辺の明治や東郷、西郷など各地区の住民らはグループを結成し、反対活動を続ける。騒音・低周波音による健康被害の懸念に加え、大規模開発による土砂災害へのリスクなどを挙げる。「明治のいのちを守る会」の徳本修一副会長(44)は「建設計画を知って移住を取りやめた人もいる。すでに悪影響が出ている」と訴える。

 

一方、賛成の声も上がっている。

一方、計画に賛成の人々も。明治地区小原集落の前区長・徳田章一郎さん(70)は「原発には反対だが、温暖化対策を考えた時、次世代のためにも再生エネルギーの普及を後押ししたい」と話す。神戸地区岩坪集落の区長・川口昭さん(57)は「かつて盛んだった林業も今ではすっかり衰退して山は荒れた状態。建設が進めば山に新しい道が作られる。地域の産業もまた元気になるかもしれない」と期待する。(矢田文)

 

心空のりぃさんから届いたお手紙

 

私も以前は、地球温暖化を阻止するためには、二酸化炭素の排出を押さえなければならないし、原発にも反対だし、となると、太陽光発電とか風力発電が良いのかもと思っていた。

でも、自分の家の周りに太陽光発電のパネルが増殖し始めた時に、いろいろ調べていって、これは問題だ!と確信した。

その経緯については、追々書いていきたいと思っている。

 

そんなことで、Facebook投稿にすぐさま反応し、今回の反対署名活動を応援することにしたので、署名用紙を持ち歩いている。

ぜひ署名に協力してほしいし、思いがあれば、署名用紙を埋めることに協力してほしい。

 

富士川の維持流量に関する署名

そして、たまたま同じタイミングで署名集めをしている富士川の維持流量に関する署名にも協力してほしい。

 

これを読んでもどんな内容かよくわからなかったので、上鶴恵子さんに電話して聞いてみた。

そしたら、Facebookで動画にして投稿してくれたので、観てほしい。

www.facebook.com

 

オンライン署名もやっているので、こちらもどうぞ。

オンライン署名 · 日本三大急流・富士川に設定された、 河川環境保全のための「維持流量」をいち早く実現してください! · Change.org

 

自分には関係ないと思う人がいるかもしれないけど、

自然環境というのは、回り回って自分にも関係してくると思っている。

自分が生きている間は関係なくても、子孫が影響を受けるかもしれない。

生態系が崩れたら、人間の生存も脅かされる。

 

署名活動というのは、啓発活動でもあると思う。

署名お願いねと頼むときに、そこでこういう問題があるということを伝えることができるから。

まずは知ることからだよね。