息子が会社を辞める時に、何だか知らないけど(息子は知ってると思う)ホテル宿泊券をプレゼントしてくれたとのことで、昨年に続いて宿泊招待してくれたので、出かけてきた。
昨年は東京有楽町のコンラッドという高級ホテルだった。それはブログには書いてなかったけど、今回はちょっと記録しておこうと思う。
今回のホテルは、箱根の仙石原プリンスホテル。なんでも、ゴルフ場併設の老舗のホテルだという。
箱根なんて中学の修学旅行以来じゃないか?いや、大学の時に友だちとドライブしたことがあったが、何処に行ったのかさえ記憶にないから、ほぼ50年ぶりかもしれない。
さて、箱根に行くことにはなったが、観光はどこへ行こうか?と直前になって相談して、行きは伊那まで国道を走り、伊那から中央道に乗って、途中でまた一般道に下りて、河口湖にある「与勇輝ミュージアム」へ行くことにした。
与勇輝というのは人形作家で、30年くらい前に一時期すごくはまったことがある。
2度ミュージアムに行ったことがあり写真集も持っている。富士山方面に行くのならぜひまた行きたいと思った。
国道19号から、権兵衛トンネルを抜けて伊那ICへ降りるのだが、その途中の峠付近は雪景色で、ノーマルタイヤに替えてしまったのでドキドキしながら走った。
まあ、路面は雪もなく乾いていたので、大丈夫だった。
諏訪湖サービスエリアで少し休憩して、予定時間には河口湖に到着した。
富士山が見えるドライブインには観光バスや乗用車があふれていたので、少し先にあるお休みしているお店の駐車場に車を置いて、湖畔に下りてみた。
雪を被った富士山をこんなに近くで見るのは珍しい。何枚か写真を撮影していたら、夫が「まだ別のところでも写せるから行こう」と言ったので、まあそうね、と車に戻った。
そこで与勇輝館が木曜日は休館日であることが発覚した。泣
アチャー! 泣
事前にちゃんと調べておかないから仕方がない。
じゃあ、ランチだけでも河口湖付近で食べようとお店を探して、38KAWAGUCHIKOという洋食屋さんへ入った。
そして、ボリューミーなピザ!
気さくで親切なシェフの奥様から、与勇輝ミュージアムについて情報を教えていただき、またどこかで来ることにした。
その後、一路箱根へ向かう。
ところが、箱根へ行けると思って進んだところが間違っていて、新御殿場のICに入ってしまった。
で、入り口の横にある駐車場に入ると、あちこちに「間違えた方は事務所へ」との看板があった。
結構な頻度で間違える人がいるのだそうで、間違えた人向けのプリントも用意してあった。
じゃあ、ちゃんと事前に道案内を書いてくれよと言いたい。(笑)
走っている間に見える富士山を車中から撮影したのだが、その後はモクモクとした入道雲みたいな雲が目前に上がってきた。
そしたら、御殿場からは富士山がほぼ雲に隠れてしまった。
乙女何とかというビューポイントからの眺めがこんな感じ。
残念この上ない。
「いつまでも見えると思うな、富士山、だなあ」と夫と笑った。
箱根に到着し、ホテルチェックインの前にポーラ美術館に行った。
ここでもちょっとしたミスがあった。
正門が少し上ったところにあるので、そこを避けて車椅子用の裏口から入ろうと思って、建物に沿ってあるいていたら、森の中に入ってしまった。
そこは遊歩道だったようで、草刈りをしている職員さんに尋ねたら戻るしかないとい言われた。
その時のショット。
ちょっと疲れたので鑑賞の前にお茶タイム。
展示物は多くはないが、テーマ館がなかなか興味深かった。
1920年代にフランスのパリをはじめとした欧米の都市では、第一次世界大戦の復興によって工業化が進み「機械時代」と呼ばれる華やかでダイナミックは時代を迎えた。
本展覧会は、1920-30年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介している。
中略
コンピューターやインターネットが高度に発達し、AIが人々の生活を大きく変えようとする現代において、約100年間の機械と人間のさまざまな関係性を問いかける
説明書きにはそんな文言が書かれていた。
ホテルにチェックインして休んでから、遅れて来た息子と外へ食事に出た。
酔っぱらった息子と。
急ピッチで飲んだ夫は部屋に戻るとすぐに寝てしまい、私は息子と飲み直しながら夜中までいろいろ語りあった。
その間にちょっとしたアクシデントがあったのだけど、それは内緒……(笑)
(2)に続く