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関わってくれている子どもたちや、その親御さんへ向けて発信しています。健やかな育ちを願って!

中津川市市長選を考える 続編

いよいよ明後日に迫った市長選。

どちらが当選するのか、私にはぜんぜん予想がつかない状況。

いや、分かっている人もいるのだろうか?

この前の投稿では、なるべく公平に書いたつもりだけれど、今回は私の考えも書いてみたいと思う。

 

9日と11日に小栗氏の話を聴いた。チラシももらった。枚数が限られているので全員には配布されず、代表で私がいただいた。

それで、裏面に書いてあることをほかの皆さんにも伝えるためにも、ここに書いてみたい。

伸 ひとづくり

給食費無料化による家計費への負担軽減
学童保育の充実、幼児預かり保育の充実
③子供の安全を守るためのICT導入
生涯学習(大人の学び)の推進
不登校、いじめなどの対策、学校など適正化における学校・教育委員会との連携
⑥分野別エキスパート人材の育成と確保
⑦学びの多様化推進、グローバル教育の充実
⑧保育士、教職員など、勤務環境の向上

進 地域づくり

①地域自治会、市民、業種団体との対話集会の定期開催と連携
②中津川斎場老朽化問題の早急な解決
③リニア駅を核とした「安らぎと最先端のハイブリッド 森のまちづくり」計画の策定
④DX・ICTを活用し、多言語対応した観光戦略の構築
⑤働き手不足対策、移住促進、社員移住も含む企業誘致計画の策定
中心市街地活性化 シン・宿場町計画の策定
恵那市・東農地区・県・国と連携した地域づくり戦略の強化
伝統芸能、芸術、音楽、スポーツ、Eスポーツなどへの活動支援

心 安心づくり
①地元医師会との連携強化、坂下診療所の課題解決
②高齢者向け公共交通支援、コミュニティバス計画の策定
③人生100年時代を幸福に過ごす取り組み
ひとり親家庭、ヤングケアラー、働くママさん総合支援
⑤生活弱者の就労支援、障碍者への総合支援の充実
⑥地域の自主防災組織との連携強化、地震水害などの災害対策強化
⑦スピード感を持つ活力ある市役所つくり、行政ワンストップサービス体制の確立

 

 

小栗氏の話は、この公約の中から2つか3つを挙げていた。

一番目に挙げたのが、子育て支援の充実だった。
給食費無償化、学童保育の充実、幼児の一次預かり保育の充実
(給食については、無償化だけでなく、できればオーガニック給食を取り入れてほしいと思う)
オーガニック給食の推進はいまや全国レベルで動いていること。
ぜひその流れに乗っていただきたい。

二番目が地域づくり。

特に市民の声を吸い上げる仕組みとして、定期的に対話集会を行うとのこと。
(市民の声、自治会の声、企業の声を市政に反映させたいというのは、望ましいと感じる。形だけの集会でなく、本音で話す会をぜひ開催していただきたい)

リニアの駅ができるのはビッグチャンスだが、そこだけに集中するのでなく、全市の総合的な町づくりを考えていかなければいけない。

これから12年間の総合基本計画を作るそうだ。

目先だけでなく、12年後以降を目指して、今年からやっていきたいと。

 

はっきり言って、私はリニア新幹線には反対の立場だ。
リモート化した今、リニアが必要なのだろうか。
能登半島地震であれだけの被害が出た。海岸沿いは地面が隆起した。断層が動いたという情報もある。

中央アルプスの中をトンネルにして、今後大きな地震があったとき、果たして何も被害が出ないと保証できるのだろうか?
巨額の資金を使ってまで作る必要があると私には思えない。

それでも駅ができたとして、駅周辺の賑わいが生まれたとしても、恵北地区、恵南地区にまで良い影響が及ぶのだろうか?

恵北地区の人々は、けっこう冷めた目で見ている。

青山氏は、リニアによる町づくりを一番に挙げている。
小栗氏は公約では一番目ではない。
子育て支援を一番に挙げていることが、私としては託したい思いがわいてくる。

 

今まで市政にはあまり関心を持ってこなかった。
産業廃棄物施設問題の時も、太陽光発電問題の時も、市は住民の味方にはなってくれなかった。
だから、行政には期待は持てないと思ってきた。

でも、憲法を学んだ今、私たち住民が主人公なのだとわかり、市政に関心を持ち、協力もしつつ、要望やダメだしなどもして、良い意味で見張っていかなくてはいけないと思うようになった。

以前、「オンブズマン新聞」というのを出している市議会議員がいた。
あの頃は、その新聞を読んで友だちと話をすることもあった。

ここ数年、泉大津氏の市長や、明石市の市長の発信に関心を持ってきた。
最近では安芸高田氏の石丸市長が話題になっている。

中津川市もぜひSNSなども使って、発信してほしいと思う。
そして私たち住民も、行政任せにするのでなく、一緒に街を作っていくという姿勢でやっていかければ、良い町をつくることはできないだろう。

不断の努力(憲法12条)をすることが必要になる。