昨年に続いて、中学3年生の時遊庵での合宿を行った。
コロナ感染症の時世の中で、子どもたちの合宿をやるということは、それ相応の覚悟がいる。
昨年夏は感染者(陽性者含めて)がこの地域にも少し出てきて、市全体がピリピリしていた。
だから、大っぴらに「合宿やるよ~」と言えない雰囲気があった。
でも私たちはあきらめたくなかったし、何より子どもたちも楽しみにして参加してくれたので、後でブログなんかも書いたりしたけど、一般公開はしなかった。
(一般公開したところで、このブログがすごく多くの人に読まれるなんてないけど・・・)
昨年のブログを読みたい人はこちらをどうぞ。
そして、今年は更に感染者(検査陽性者)が増えて、もうあっちにもこっちにもコロナになったよ~という人やら、検査はしてないからコロナか分からないけど、熱出したよ~とか風邪ひいたよ~という人がいて、
元々参加者も少なかったのだけど、更にキャンセルが入って中止せざるを得ないのではないかと、かなり心配していた。
だから、直前になってやっと詳細を書いたプリントを生徒に配布したときに、参加表明していた生徒が「楽しみ~」と言ってくれたり、「事前に下見に行ってきた」などという言葉を聴いた時には、泣けるほど嬉しかった。
さすがに2人では中止にするけど、3人いたらやるからね!!
絶対に体調崩さないようにしようね~!!
そんなふうに言って、当日を迎えた。
9時前に早々とやってきたHちゃん。
おじいちゃんが作ったというスイカを差し入れに持ってきてくれた。
9時20分には全員集合して、予定より前に「初めの会」をスタートした。
囲炉裏を囲んで、オーナーの話を聴いたり、1人1人が所信表明(目当てを話す)をした。
10時になる前には、1回目の勉強タイム。
数学検定の勉強をした。みんな真剣に取り組んでいた。
12時になったところで、お昼ご飯作りをスタートした。
ミネラル豊富な🍙おむすびを自分の手でにぎる。
時遊庵のお米は完全無農薬。
お米を食べたお客さんのほとんどが「美味しいお米ですね」と褒めてくださる。
中には「こんな美味しいお米は食べたことがない」と涙を流した人もいたくらい。
そのお米を土鍋と圧力鍋で炊いて、片方には友だちが作っている古代米の紅米を入れて、ミネラルアップさせた。(写真のピンクのおむすび)
白米には塩ワカメとガーっと粉という出汁粉を入れて、ミネラルアップ。
それをきれいに洗った素手でおむすびにした。
みんなでいただきまーす!
今回はたまたま親戚からいただいた天然ウナギもご馳走に加わった。
中学生の時にウナギを捌いたことがあるオーナーが、50年ぶりくらいに捌いたという希少性も加わった。
ウナギってこんな味なのね!とビックリするほど美味しかった。
片付けを手分けして行った後は、お楽しみの川遊びに出かけた。
午前中は雨模様だったけれど、何とか晴れてきたので、みんなで楽しく泳いだり岩の上で遊んだりして、楽しかったよう。
田舎に住んでいても川に入って遊ぶのはめったにできない。
子どもたちの嬉しそうな顔!
川から上がってからは差し入れのスイカを食べて(すごく美味しかった)、その後2回目の勉強タイム。
疲れて眠くなった子もいたけど、頑張って勉強していた。
そして5時からはみんなで夕食作り。
ジャガイモの皮むきに予想外の苦戦をしたり、みんなが鍋の火加減を忘れていたらジャガイモが煮えすぎてしまったりと、ちょっと手間取ったりしたけれど、美味しいカレーが出来上がった。
キュウリとオクラを板摺りしている二人。
その後、サラダになった。
焼いたナスをのせてナスカレーに。
このナスがすごく甘くておいしかった!
ご飯のあとは順番にシャワーを浴び、その間は自習の予定だったけど、バンビーナ(亜麻子の子ども)と遊んだり、ゲームをやったりしてリラックスタイムになった。
まあ、それも良しだ。
9時からキャンドルナイトと花火のお楽しみタイム。
雨が上がったうちにと、先に花火をした。
花火っていくつになっても楽しい。
最後は線香花火をしたのだが、あっという間に終わった。
昨年は日本製の高い線香花火を使ったのだが、すごく長持ちして、対戦も出来た。
やはり良いものは良いのだと再認識した。
花火を終えて、部屋でオーナーのプレゼンテーションを観た。
佐見の川についての話。
昔と比べると、川魚が激減しているという。
その原因は何だろう?
いろんな原因があるだろうけど、みんなに関心を持ってもらいたいと話してくれた。
後半へ続く